日常の買い物やオンライン決済で、価格が安定したデジタル通貨を使いたいと考えたことはありませんか。
そのようなお悩みを解決するのが、日本円と価値が連動する暗号資産(仮想通貨)であるJPYCです。
2026年現在、法整備が進んだことで決済や資産運用の現場において非常に高い注目を集めています。
この記事を読むことで、読者の皆様には以下のようなメリットがあります。
- JPYCの具体的な買い方・購入手順が初心者でも迷わずに理解できる
- 購入時や利用時の税金対策と賢い資金調達法が分かる
今回は、公式プラットフォームであるJPYC EXを利用した安全なJPYCの買い方に加え、税金の負担を抑えて手元に資金を残す最新の活用法まで丁寧に解説します。
円建てステーブルコインJPYCとは

近年、ブロックチェーン技術を活用した新しい決済手段として、日本円に連動するステーブルコインが大きな注目を集めています。
その代表格であるJPYCについて、基本的な特徴や購入できる場所を整理して解説します。この記事を読むことで、JPYCの全体像を正しく理解できるようになります。
まずは、このセクションで解説する主な内容を以下に示します。
- JPYCの特徴と仕組み
- JPYCはどこで買えるか
JPYCの特徴と仕組み

JPYCは、日本円と1対1の価値で連動するように設計されたステーブルコインです。
かつては「JPYC Prepaid」として資金決済法上の前払式支払手段に分類されていましたが、この旧制度は2025年6月1日に新規発行を終了しました。
現在発行されているJPYCは、資金移動業者として登録されたJPYC株式会社が発行する「電子決済手段」であり、暗号資産(仮想通貨)とも旧来のJPYCとも異なる法的性質を持っています。
そのため、価格が急激に変動するリスクが極めて低く、日常的な決済や送金に利用しやすいという強みがあります。
ブロックチェーン技術を基盤にしているため、イーサリアム、ポリゴン、アバランチ、カイアなど複数のネットワークに対応している点も特徴です。
これにより、ユーザーは自分の目的に合わせたネットワークを選択して、高速かつ低コストで取引を行うことができます。
一方で、税務上の取り扱いには注意が必要です。JPYCを他の仮想通貨と交換したり決済に利用したりする際には、仮想通貨の雑所得として課税対象になる場合があります。
そのため、仮想通貨税金の仕組みを理解した上で、計画的に利用することが求められます。
JPYCはどこで買えるか
JPYCは一般的な国内の仮想通貨取引所には上場していないため、販売所や取引所で直接日本円を使って購入することはできません。
基本的には、JPYCの公式サイトや、専用のプラットフォームであるJPYC EXを利用して購入することになります。
JPYC EXでは、銀行振込を行うことで、指定した自身のウォレットに直接JPYCを受け取ることができます。
また、分散型取引所(DEX)を利用して、手持ちの仮想通貨と交換する形でも入手が可能です。
このように、JPYCは購入経路が一般的な仮想通貨とは異なるため、事前に手順を確認しておくことが大切です。
また、今後のJPYCの将来性を考慮すると、より手軽に入手できるルートや決済対応店舗がさらに増えていくことが期待されています。
JPYC EXでの買い方・購入手順

JPYCを公式ルートから購入する方法として、専用プラットフォーム「JPYC EX」を利用する手順を解説します。
初めて利用する方でも進めやすいよう、購入までの流れを3つのステップに分けて紹介します。
- アカウント開設と本人確認
- ウォレットアドレスと出金先銀行口座の登録
- 銀行振込によるJPYCの購入
①アカウントを開設して本人確認を行う
まずはJPYC EXでメールアドレスを登録し、届いた確認メールからアカウント設定を進めます。
個人または法人の区分を選択し、ログイン用のパスワードを設定すれば、アカウント登録は完了です。
続いて、指定された本人確認アプリをダウンロードし、スマートフォンでマイナンバーカードを読み取ります。
その後、職業・年収・主な収入源などの基本情報を入力し、本人確認の審査を申し込みます。
審査には数日かかる場合があるため、待っている間にMetaMaskなどの暗号資産ウォレットを準備しておくと、その後の手続きをスムーズに進められます。
②ウォレットアドレスと出金先銀行口座を登録する
本人確認の審査が完了したら、JPYC EXにログインして、JPYCの受取先となるウォレットアドレスを登録します。
MetaMaskなどのウォレットを接続し、利用するネットワークを選択したうえで、メールで届くワンタイムコードを入力すると登録完了です。
続いて、JPYCを日本円に償還する際の振込先として、銀行口座を登録します。
- 金融機関名
- 支店名
- 口座種別
- 口座番号
- 口座名義
ウォレットアドレスと銀行口座の登録が完了すれば、JPYCを購入する準備は整います。
③銀行振込でJPYCを購入する
JPYC EXのマイページから「発行」を選択し、登録済みウォレットに対応するネットワークと購入金額を指定します。
メールで届くワンタイムコードを入力し、発行予約を確定したら、画面に表示された指定口座へ日本円を振り込みます。
購入時の主な条件は以下のとおりです。
- 最低購入額は3,000円
- 1円につき1JPYCが発行される
- 1回あたりの発行上限は100万円(※短時間に連続した発行申請は不可)
- ウォレット登録時と同じネットワークを選択する
利用するネットワークは、JPYC EXと受取先ウォレットの両方が対応しているものを選びましょう。送金手数料を抑えたい場合は、アバランチやポリゴンが候補になります。
銀行振込が確認されると、登録したウォレットアドレスへJPYCが送付されます。
MetaMaskなどのウォレットを開き、発行時に選択したネットワークへ切り替えて残高を確認してください。
JPYCが表示されない場合は、選択しているネットワークと登録したウォレットアドレスが正しいかを確認しましょう。
反映時間は状況によって異なりますが、振込確認後、比較的短時間で反映される場合があります。
JPYC購入時の注意点と税金対策 
JPYCは非常に便利なステーブルコインですが、利用するにあたってはいくつかの注意点や税金に関するリスクが存在します。
ここでは、安全に資産を運用するために知っておくべきリスクと、賢い税金対策について解説します。
このセクションで詳しく見ていく内容は以下の通りです。
- 誤送金やペッグ割れのリスク
- 仮想通貨を利確してJPYCを買う税金問題
- 暗号資産担保ローンClendの活用
誤送金やペッグ割れのリスク
ブロックチェーン上での取引には、常に誤送金のリスクが伴います。
ウォレットアドレスや選択するネットワークを間違えて送金してしまうと、資産を二度と取り戻せなくなる可能性があります。
取引を行う際は、必ずアドレスをコピー&ペーストし、少額でのテスト送金を行う習慣をつけましょう。
また、ステーブルコイン特有のリスクとして、ペッグ割れのリスクも考慮する必要があります。
ペッグ割れとは、1JPYCが1円の価値を維持できず、価値が下落してしまう現象のことです。
発行体の財務状況やブロックチェーンの不具合などにより、稀にこのような事態が発生することがあります。
常に最新の情報を収集し、一つの資産に全財産を集中させないような分散投資を心がけることが大切です。
仮想通貨を利確してJPYCを買う税金問題
手持ちのビットコインやイーサリアムを売却し、その資金でJPYCを購入しようと考えている方は、税金の発生に注意が必要です。
仮想通貨を売却したり、他の通貨に交換したりした時点で利確とみなされ、課税対象となります。
特に、仮想通貨を一部利確した場合の税金は、利益の額に応じて最大55%の税率が適用される総合課税となります。
せっかく得た利益の半分近くが税金として徴収されてしまうのは、投資家にとって大きな痛手です。
そのため、安易な売却を避けて仮想通貨の節税を意識した立ち回りをすることが非常に重要となります。
税負担を抑えつつ必要な資金を確保するための手段を模索することは、単なる仮想通貨の税金の抜け道ではなく、合法かつ賢明な資産防衛策と言えます。
暗号資産担保ローンClendの活用

手持ちの仮想通貨を売却せずにJPYCなどのステーブルコインを調達したい場合、暗号資産担保ローン「Clend」の活用が極めて有効な選択肢となります。
Clendは、保有しているビットコインやイーサリアムを担保に預けることで、売却することなくJPYCやUSDCを最短即日で借り入れられるサービスです。
融資(借入)という形をとるため、売却による課税イベントが発生せず、税負担ゼロで必要な資金を手に入れることができます。
将来の値上がり益を期待して仮想通貨を長期保有し続けたい投資家にとって、資産を手放さずに資金化できるのは大きなメリットです。
Clendの利用に伴う利息や手数料の取り扱いについては、仮想通貨レンディングの税金に関するルールを参考にすると理解が深まります。
もし過去の取引で損失が出ている場合は、仮想通貨の含み損と繰越控除の仕組みも合わせて確認しておくと良いでしょう。
売却による税金に悩むことなく、賢く資金を調達できるClendの無料相談や借入シミュレーションをぜひ試してみてください。
JPYCの買い方まとめ
今回は、日本円連動のステーブルコインであるJPYCの特徴や、専用プラットフォームであるJPYC EXを利用した買い方・購入手順について詳しく解説しました。
JPYCは日常の決済や送金に非常に便利なツールですが、手持ちの仮想通貨を売却して購入する際には、予期せぬ税金が発生する点に注意が必要です。
せっかくの投資利益を税金で失わないためにも、安易な利確を避けて仮想通貨の税金リスクを最小限に抑える工夫が求められます。
そこで、保有する仮想通貨を売却せずに資金を調達できる、暗号資産担保ローン「Clend」の活用を強くおすすめします。
Clendを利用すれば、将来の値上がり益を期待して資産を持ち続けながら、非課税でJPYCなどのステーブルコインを手に入れることができます。
まずはClendの公式サイトから、無料相談や簡単な借入シミュレーションを試してみてはいかがでしょうか。賢く資産を活用し、より有利な投資ライフを実現させましょう。
JPYCの買い方・購入方法に関するよくある質問
いいえ、JPYCは国内の一般的な仮想通貨取引所には上場していません。そのため、取引所の販売所などで直接購入することは不可能です。
購入する際は、専用プラットフォームであるJPYC EXを利用して銀行振込を行うか、DEXで他の仮想通貨とスワップする必要があります。
はい、JPYCの取引や他の仮想通貨との交換によって利益が発生した場合は、仮想通貨利益の確定申告が必要になることがあります。
年間20万円以上の利益が出た個人は、原則として雑所得として申告しなければなりません。
税金の計算に不安がある場合は、事前に簡易的な仮想通貨の税金シミュレーションを行っておくことをおすすめします。
はい、できます。
JPYCは2025年の制度移行により資金移動業型の電子決済手段となり、JPYC EX上で償還予約を行うことで、登録済みの銀行口座へ1JPYC=1円で払い戻しを受けることができます。
なお、償還には事前予約が必要で、必ず登録済みウォレットから手続きを行う必要があります。
いいえ、JPYCをウォレットに保有しているだけであれば、税金が発生することはありません。
課税対象となるのは、保有しているJPYCを他の仮想通貨に交換した時や、商品やサービスの決済に利用して利益が確定したタイミングです。
また、地方税の申告漏れを防ぐために、仮想通貨の住民税申告のルールも事前に確認しておくと安心です。
保有する暗号資産を売却または他の通貨へ交換すると、その時点で利益が確定し、最大55%の総合課税の対象となります。
一方、資産を売却せずに担保として預け入れて資金を調達する手法であれば、課税イベントを発生させずに手元の流動性を確保できます。将来的な値上がり益を維持するための有効な資産防衛策です。